まとめ
- EGPAでは、多くの場合、気管支喘息などが先行することが知られています
- 全身の血管に炎症が起こりうるため、症状も多岐にわたりますが、喘息症状や手足のしびれなどが多くみられます
気管支喘息などの症状をもつ人に起こりやすい
EGPAでは、発症前から気管支喘息や鼻炎、副鼻腔炎など鼻の症状が悪化すると、血液中の好酸球が増加することがあり、異常に増加し活性化した好酸球によって、さまざまな症状が現れることがあります1)。
全身に起こりうるさまざまな症状1,2,3)
多くの患者さんでみられる症状は、咳や息苦しさなどの喘息症状に加え、手足のしびれや動かしにくさ(末梢神経障害)です。また、全身の血管に炎症が生じることで、発熱や体重減少、筋肉痛、関節痛などが起こることもあります。特に、手足のしびれや動かしにくさは、症状が落ち着いた後も残ることがあるため適切なタイミングでEGPA治療を開始することが重要です。ただし、炎症が起こる臓器や組織の血管によって現れる症状は異なり、個人差があります。
〈参考文献〉
- 難病情報センター:ホームページ(診断基準)(https://www.nanbyou.or.jp/entry/3877)
- 谷口正実, 他:好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)―最近の進歩から―. 日内会誌. 2024;113(10):1922-32.
- 日本リウマチ学会:ホームページ(https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/egpa/)